高年齢者雇用開発コンテスト
優秀企業の事例






◇協同組合 苫自整ビジネスサービス


業種 : 自動車整備業
従業員数 : 95人
従業員の高齢者比率 : 46%
(全従業員に占める55歳以上の比率)
定年年齢 : 65歳


同協同組合は、北海道苫小牧市の自動車整備企業で定年を迎えたOB社員を、自動車業界全体で雇用する場を確保している

そして、雇用した人材を請負・派遣という形で組合員企業に提供することで、企業のコスト低減を図っている

もともと、組合員企業から50歳代の中高齢者が移籍してくることが多かったため、60歳定年が法制化された頃、それに先駆けて5歳延長の65歳定年に改定

定年以降も70歳まで勤務延長する継続雇用制度を確立し、現在に至っている

雇用される高齢従業員の処遇については
@55〜60歳は、年収350万円以内
A60〜65歳の年金未受給者は、年収300万円以内
B60〜65歳の年金受給者は、年収130万円以内
とし、請負・派遣の場合もこれを基準に要請先企業と契約する



◇日本アトマイズ加工株式会社


業種 : 金属粉末製造販売業
従業員数 : 74人
従業員の高齢者比率 : 28%
定年年齢 : 60歳


希望者全員の65歳までの継続雇用制度を導入。定年1ヶ月前に本人の希望を尊重し、労働条件(時間、日数、賃金)について合意をし、嘱託として再雇用契約をする

仕事、賃金は定年到達時と同じであるが、希望すれば短時間勤務、隔日勤務を選択できる

継続雇用の対象者の賃金は、フルタイム勤務で定年時の80%〜100%、隔日勤務で公的年金給付を加味して70%

同社はもともと技術・技能を持っている職人的な人材が多いことから、賃金制度は能力主義が徹底されている

管理職、監督職は家族手当、住宅手当、皆勤手当等の諸手当を廃止、基本給と職能給の2本立てとし、職位手当てを加え、業績に応じた年俸制としている

このため、継続雇用時の賃金の不公平感がなくなる仕組みとなっている



◇株式会社 蓬田紳装


業種 : 衣服その他の繊維製品製造業
従業員数 : 201人
従業員の高齢者比率 : 18%
定年年齢 : 63歳


63歳への定年延長は、高年齢者雇用安定法が改正されたものを受けてでの措置ではなく、オーダーメード服の製造過程で高齢者でも快適に仕事ができ、1日生産の目標が達成できる技術が備わってきた、という経営判断から決定された

63歳定年後は、65歳まで希望者全員を嘱託社員として再雇用し、雇用保険、社会保険に加入することができる

同社の所定労働時間は7時間45分、年間稼働日は269日だったが、季節的な繁閑が激しく、残業が多いという不満が従業員から上がっていた

そのため、1年単位の変形労働時間制を導入し、年間の勤務カレンダーを作成することにした

繁忙期でない時期は、1日の目標指数が完了すれば、就業期間前に帰宅できるため、仕事に対する集中力が高まり、やる気が醸成されている

また、若い従業員にとっては、ライフプランが立てやすく、働きがい・就業意欲にプラスの影響を与えている




(以後の事例は、順次追加の予定です)



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