モチベーション向上 事例紹介




オムロン

社内外で通用する高度な専門技能を持つ社員を、「専門職」として認める認定制度を開始した

専門職に認められた社員は、自分の専門とする分野、実績が全社に公開され、他部門にも専門能力を活かした貢献が求められる

その代わり専門分野とは異なる職務には、就かなくてもよい権利が与えられる。異動により、自分の専門領域からはずれることはない。一種の逆FA(フリーエジェント)型の人材活用方法である

専門性に磨きをかけることを認め続けることで、やる気のアップにつなげる




リッツカールトン

部門を超えて社員が助け合う仕組みとして、ファーストクラスカードがある

顧客サービスにあたって、他の部門の人の協力を得られたときに、自らの感謝の気持ちをカードに託して相手に渡している。顧客からの感謝の言葉がカードに書かれることもあり、協力した人は自分の貢献が実感できる

顧客や仲間からの感謝の気持ちが伝わることで、組織における自らの存在理由が確かなものになり、やる気が高まる

ファーストクラスカードのコピーは従業員食堂に張り出され、全員が同じ経験を得ることができる。そして、「こんな時には、こうすればいいのか」、と学習することができる。ファーストクラスカードが顧客対応マニュアルとなっていく

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仙北信用組合(宮城県)

契約職員でも支店長に立候補できる人事制度を導入した

契約職員は時給制と年俸制のどちらでも選べる。年俸制を選んだ職員は、退職金を除いて正社員と全く同じ待遇であり、仕事の差はない。支店長への昇進もできる

自らキャリアを選択できる制度で、やる気を高める




ジョンソン&ジョンソン

育児や病気の家族の介護に従事している社員を対象に、年間20日までの在宅勤務を認める新制度を導入した。仕事と家庭の両立を支援し、社員のやる気の向上と生産性向上を目指す

新制度では、当日の朝10時までに管理者に報告すれば、当日の勤務を在宅に切り替えられる。男女を問わず利用でき、連続取得も可能。在宅でこなした仕事内容を業務報告書で提出すれば、正規の勤務として取り扱われる

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フォルクス

顧客に接客態度や味など4項目を採点してもらい、すべて満点なら、支払伝票の2%を接客担当者や調理担当者に還元する

アンケートは伝票上に設け、「満足」「普通」「不満」で尋ねる。働き次第で収入が増える仕組みをつくり、パート・アルバイト社員のやる気を高める




日本郵政公社

顧客に直接接する職員を、接客態度のよい方から、「三つ星」「二つ星」「一つ星」にランク分けをする。星の取得後は星の絵柄の入ったバッチを制服につけ、顧客が一目でわかるようにする。サービス業としての意識を高めることを目指している

星の取得機会は一つ星は、月1回、それ以外は年2回。顧客から苦情があり職員に非があれば、上司が認定を取り消す。また基準以下の行動と評価されると「イエローカード」が出され、2回たまると認定取り消しとなる

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アルプス電気

1992年を最後に途絶えていた運動会を復活させた。工場の海外移転、派遣社員の増加、新入社員の採用抑制などにより、職場の一体感が薄れていった

社員の結束を図り、モチベーションをアップさせるために社内運動会を再び開催する

同じように、ユニチャームプロダクツも社内運動会を2004年に復活させている。狙いは現場のコミュニケーションの円滑化とやる気を高めることにある




インビトロジェン

複雑多様化するニーズに応え、オンリーワンのサービスを目指すために社員のモチベーションアップの施策に力を入れており、その一環として「GOOD JOB賞」を実施している

受賞者には、表彰用として社員のデザインによるオリジナルバッチが授与される。4半期に一度、お客様や同僚から感謝された人を投票で選出し、各四半期と年間トップ10の社員にバッチを進呈

社員一人ひとりのモチベーションアップと会社全体の士気を高めるツールとして有効に活用すると同時に、今後はデザインを社内コンペ形式で決定することで、個々の社員にもスポットをあてていこうと計画中





小林製薬

チームや自らの業績・取り組みの中から、「これぞ」と思う内容を自己申告する「青い鳥カード」制度を実施中。2005年は、約2300件の申請があり、最終決定は社長が行い金賞を決める

企業の経営理念である「ほめる経営」が、ほめられたいという前向きなやる気を引き出している

また、同社では管理職から優れた功績の事例を収集し、各事業部の長がとりまとめ社長に推薦する。選考の結果、優秀な業績を挙げた社員に、社長自らが「ホメホメメール」を送っている

メールには、業績の具体的内容にまで踏み込んでほめられるから、社員の感動もひとしおである

社長に優れた業績を報告するため、管理職は部下の行動や業務内容に深い関心を払うことになる

社員のやる気を高めると同時に、管理職のマネジメント能力の向上も狙っている。ほめるのはタダかもしれないが、そのプロセスには多大な費用がかかっている

「青い鳥カード」「ホメホメメール」は社内報や社内LANに載せられ、全員が見ることができる。このことが現場と経営の距離感を短縮する

さらに他部門からの支援要請や質問が舞い込むことになり、部門を超えた商品開発、業務改善に繋がっていく


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