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モチベーションを向上させるキーワード その2

管理職




目次






管理職の役割とは

管理職に求められる役割としては、「部門目標の達成」、「部下・後輩の育成」 が挙げられるでしょう

管理職はまず、経営理念、経営方針を理解し、自ら率いる部門方針を決定します。経営サイドから示された項目だけにとどまらず、自らの役割を認識することが求められます

そして担当部門の目標設定、計画の立案・展開を行います。部下や社内・社外の利害関係者を巻き込み、折衝・調整を繰返し、業務を統率し、コミュニケーションを円滑にし、進捗状況を把握します

リスク管理に留意しつつ、指導・助言を行い、業務のプロセスを適時見直し、目標達成を目指します。業務が終了すれば、結果を検証し、改善すべき点を捉え、関係者にフィードバックを行います

こうした一連のプロセスを通じて部下を指導し、その能力開発を図り、さらなる成長を促します。「部門目標の達成」、「部下・後輩の育成」 という役割のいずれにも関係するのが、いかに部下のモチベーションを向上させるか、という課題です

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これが求められる能力


管理職に求められる能力、資質としては、以下の4つがあるとされます

  1. 対人間関係能力
  2. コミュニケーション能力
  3. 業務処理能力
  4. 個人的資質
これらはさらに以下の要素で構成されます

対人間関係能力の要素としては

  • リーダーシップ
  • チームワーク力
  • 折衝力・説得力
  • 柔軟性
  • 感受性
  • 組織適応力

コミュニケーション能力の要素には

  • 理解力
  • 表現力
  • 傾聴力
  • 文章表現力
  • プレゼンテーション力

業務処理能力の要素には

  • 統制力
  • 人材活用力
  • 課題形成力
  • 分析力
  • 判断力

個人的資質としては

  • 影響力
  • 活動力
  • 自律・統制力
  • リスク管理
  • ストレス耐性力



管理職も人間である以上、そのマネジメントスタイル、手法にはさまざまな特徴があります。それゆえさまざまなリーダーシップもあります

リーダーシップについては、別ページで詳しく解説しています

リーダーシップについて



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マネジメントとは


高度経済成長の時代は、社会全体が成長し、企業も成長を続け、それに連れてポストも増えていきました。ところが低成長時代になると、ポスト不足が深刻になってきました

管理職になれない者が増えれば、給料も上がらず、モチベーションは低下します。これを懸念した企業は、ポスト不足の解消のため職能資格制度を導入し、専門職を設置するようになりました

また、高度経済成長の時代、管理職は業務が円滑に流れるように調整することが仕事でした。強烈なリーダーシップを発揮する社長のもと成長してきた企業では、トップの指示を忠実に部下に伝えることが求められました


 求められる姿とは

しかし、最近のように環境の変化の激しい時代では、こうした役割だけでは十分とは言えません

仕事に取り組む姿勢で管理職に求められるのは

  1. 担当業務に限らず時代を先取りする姿勢
  2. 組織方針に従う姿勢

という意見が多数を占めます
(社団法人 日本経営協会 日本の中間管理職意識調査より)

そして、企業規模が大きくなるにつれ、前者の意見、「担当業務に限らず時代を先取りする姿勢」、が多数を占めるようになってきています

管理職の役割として求められているのは、戦略を策定し、組織を統制し、部下を育成し、職場環境・組織風土を醸成し、日常業務の監督する、つまりマネジメントなのです


社団法人 日本能率協会が行った企業の経営課題に関する調査では、人事・教育領域で最も重視している課題は 「管理職のマネジメント能力の向上」 でした (2006年調査)

過去6年間トップだった 「賃金・評価・昇進制度の見直し・定着」 という成果主義の課題を追い抜いています




あなたの会社では、管理職のマネジメント能力向上のための施策は整えられていますか

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管理職にも適性がある


中小企業では管理職への昇進は、年功や成績次第という場合がよく見られます

経営者は 「優れた成績を上げた者は管理職としても優秀だろう」 と判断しがちですが、決してそうではありません。管理職に向いている人もいれば、向いていない人もいるのです

プレーヤーとして優秀な社員を、管理職に昇進させたものの、部下を使いこなせず、企業にとっても、本人にとっても損失となってしまうケースは珍しくありません。プレーヤーとしての能力とマネジメント能力は中味が違うのです

優秀な成績を上げたから、という理由だけで管理職に昇進させる人事は見直す時期を迎えています。管理職には不向きだが、プレーヤーとして一流という人はエキスパートとして処遇をします。それは、管理職を出世の象徴とせず、役割の一つとする人事制度です

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能力向上の前提条件とは


経営者の多くは、自社の管理職の能力向上の必要性、重要性を理解しています。そのため外部の機関による研修が積極的に活用されています

しかし、研修の前に行わなければならないのは、管理職があらかじめ、自分のマネジメントスタイルを客観的に理解しておくことです

自らのマネジメント能力のうち、どの要素を強化すべきか、本人も上司・役員も把握しておく必要があります。その上で一人ひとりに応じた教育、研修を選択することが望ましい姿でしょう

コストの点で、個別の研修ができなくても、自らのマネジメントの優れている点、劣っている点を理解しているのと、いないのでは、研修の効果に大きな違いが生じます


 最初にすべきこと

企業では、上位の資格に昇格するにつれ、フィードバックを受ける機会が減ってきます。管理職は自らのマネジメントが部下や同僚、上司からどのように見られているか、どのように受けとめられているか、フィードバックを受ける機会がほとんどありません

こうした問題を解決するのが360度評価です。これは上司、部下、同僚など業務上関わりのある複数の人によって、管理職のマネジメントを評価するものです。そして自己評価とのギャップ、認識のズレを把握します

管理職は他人に影響を与えるのが仕事ですから、いくら自分が○○力を発揮していると思っていても、相手がそんな認識を持っていなければ、全くの空回りです

上司、部下、同僚から見て

  • 自らがどのように理解されているのか
  • 能力の各要素において、自分と他者の認識にどの程度のギャップがあるのか
  • 求められる役割と期待に対して、自らがどの程度応えているのか

360度評価を受けることによって、これらが明らかされ、現状を客観的に認識し、マネジメントスタイルを見直し、必要な能力開発の方向性を明確にすることができます

管理職が成長するには、まず自分が自分のことを知るという「自己による気づき」 がなにより大切です

いくら叱っても、どんな研修を受けさせても 「管理職の力不足が解消されない」 とお嘆きの経営者の方、取り組む順序の見直しを検討されてはいかがでしょう


 360度評価の詳細はこちら









次世代リーダー養成のために


企業を取り巻く環境は日々変化し続けています。顧客の求めるものが変化し、管理職が第一線のプレーヤーとして活躍していた頃のスキルは陳腐化しています

組織はフラット化し、業務は複数の部署からの参加者によるチームで遂行されます。チームには非正規の社員や取引先のメンバーが参加するケースも珍しくありません

かつて日本の企業では、部下は上司の仕事の進め方を身近で見聞きして、その手法を学んできました。さらにアフターファイブにおいて、マネジメントのエッセンスを学ぶことができました。ところが現在、これらを実現することは困難さを増しています

こうした時代において、次世代のリーダーの育成のためには、管理職に昇進する前の段階から360度評価を受け、自らのマネジメントの特性を理解しておくことが必要です

それを踏まえて、実践を通じて自分なりのマネジメントスタイルを確立していくことを支援する仕組みを整えることです

この仕組みについては、○○制とか××システムといった、その概要を端的に表現した言葉はありません。具体的な内容をまとめたパッケージがあるわけでもありません

キーワードは、 「成長」 のセクションで紹介している 「自律的人材」 の育成にあります。自律的な人材を育成するいくつか仕組みがまとまったものが、具体的な仕組みといえるのかもしれません

研修や教育訓練だけでは、次の世代の管理職は育ちません。いまの管理職が自らのマネジメントスタイルを押し付けるだけでは、人材育成は進みません

360度評価を活用されて、管理職のマネジメント能力の向上を図り、次世代のリーダー養成の機会とされてはいかがでしょう

 360度評価の詳細はこちら


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